日本各地の城を巡り、歴史や建築、石垣、城下町を楽しめるのが日本100名城巡りです。
公益財団法人日本城郭協会が選定した日本100名城は、全国47都道府県にあります。
2006年に日本100名城、2017年に続日本100名城が選定され、それぞれスタンプラリーも行われています。
今回は、これから日本100名城巡りを始める人に向けて、必要な持ち物や楽しみ方を紹介します。
まずは公式スタンプ帳を準備する
100名城巡りを本格的に始めるなら、最初にスタンプ帳を準備します。
公式ガイドブックには、城の歴史や見どころ、所在地などの情報に加え、スタンプ帳が付属するものがあります。
スタンプは、城の天守内だけでなく、資料館、観光案内所、市役所などに設置されている場合もあります。
城へ向かう前に、設置場所と利用時間を必ず確認しましょう。
最初は地元や近隣の城から巡る
100城すべてを一度に回ろうとすると、距離も費用も大きくなります。
まずは自宅から行きやすい城や、旅行先の近くにある城から始めるのがおすすめです。
同じ地域に複数の100名城がある場合は、1泊2日や2泊3日の旅行にまとめると効率よく巡れます。
ただし、城内や資料館を急いで回るだけでは、スタンプを集める作業になってしまいます。
1日に回る城を詰め込みすぎず、それぞれの城をゆっくり見学できる時間を確保しましょう。
初心者が用意したい持ち物
スタンプ帳
スタンプ帳は忘れないよう、旅行用バッグの決まった場所に入れておきます。
雨や飲み物で濡れないよう、ビニールケースなどに入れると安心です。
歩きやすい靴
城には急な階段や坂道、舗装されていない場所があります。
特に山城では長い距離を歩くこともあるため、履き慣れた靴を選びましょう。
飲み物
天守や山道には、自動販売機がない場合があります。
夏場はもちろん、涼しい季節でも水分を用意しておきます。
モバイルバッテリー
地図や交通情報、営業時間の確認、写真撮影などでスマートフォンの電池を消費します。
公共交通機関を使って遠方の城へ行く場合は、モバイルバッテリーがあると安心です。
雨具
山の天気は変わりやすく、城内では傘を使いにくい場所もあります。
両手を空けられるレインウェアや折り畳み傘を用意します。
小銭と現金
入城料や資料館の料金、ロッカー、路線バスなどで現金が必要になる場合があります。
キャッシュレス決済だけに頼らず、ある程度の現金も持っておきましょう。
城を見るときの注目ポイント
城巡りでは、天守だけでなく、石垣、堀、門、土塁、曲輪などにも注目します。
なぜこの場所に城が建てられたのか、敵が攻めてきた場合にどのように守るのかを考えながら歩くと、城の見え方が変わります。
山城では高低差や地形そのものが防御設備になっています。
平城や平山城では、堀や門の配置、城下町とのつながりを見るのも面白いポイントです。
城下町やグルメも楽しむ
城巡りの魅力は、城内だけではありません。
周辺には武家屋敷、歴史資料館、古い街並み、寺社などが残っていることがあります。
その土地の郷土料理や名物も一緒に楽しむと、旅の思い出がより濃くなります。
城だけを見てすぐ移動するのではなく、城下町を歩く時間も予定に入れてみてください。
スタンプのためだけに無理をしない
スタンプ設置場所は、臨時休館や天候、工事などによって変更される場合があります。
営業時間に間に合わなかったとしても、危険な運転や無理な移動をするのは避けましょう。
城は逃げません。
次回訪れる理由が一つ増えたと考え、安全を優先することが大切です。
まとめ
日本100名城巡りは、スタンプを集めながら、日本各地の歴史や文化、景色、グルメを楽しめる趣味です。
まずは公式スタンプ帳を準備し、近くの城から少しずつ巡ってみましょう。
100城制覇は大きな目標ですが、最も大切なのは、それぞれの城で自分なりの発見をすることです。

